エステル・ユスターシュの航海日誌

FINAL FANTASY XIV Player's Logbook

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序章 船酔い

※この物語はあたかも本編準拠のような単なる妄想です。
※ときどきネタバレとか含まれちゃうかも知れません。






「おえっぷ」
 やばい吐きそう。船旅だいたい一ヶ月、もう吐くものなんかないのに。私の体も、いい加減慣れてくれてもよさそうなのに。
 さっき知り合った旅商のおっさん……えーっと、名前は確かブレモンド? 違う、ブレモンダ? いやいや、ブレモンデ! そう、ブレモンデ! このブレモンデさんがめっちゃ話しかけてくれてるんだけど、船酔いつらくてよく聞いてなかった。
 とりあえず、首は横に振っといた。ちょっと目眩してて。


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 北州を発って、サベネア島、マズラヤ島、シェルダレー諸島の港やら泊地を経由して、いよいよバイルブランド島まであとちょっと。海図でいえばロータノ海。
 つまり! もうすぐ! 神々に愛されし地! エオルゼア!
 なんて憧れは横に置いとくとしても、この船酔いからやっと解放される。もうなんでもいいから、リムサ・ロミンサに早く着いて。お願い。私をお助けください、守護神ニメーヤ様!
 と、早速、罰が当たった。
 気安く神頼みとかするもんじゃないよね。揺れる船体、飛び交う怒号、弾ける水しぶき。それになにより、耳をつんざく砲声、砲声、砲声。
「右舷前方に船影! メインマストに蛇眼の旗……海賊船だ!」
 水夫の叫ぶ「スターボード」が右のことなのか左のことなのか一瞬わかんなかったけど、こっちの船の右側に三隻の帆船が見える。あれが悪名高い海の賊。
 結局逃げ切れたんだけど、船内で震えることしかできなかったなぁ。もっとしっかりしないと。


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 そして! ついに!
 やってきました、リムサ・ロミンサ!
 さっきまでの曇り空が嘘のように晴れ渡り、これってまるで十二神が私のこと祝福してくれてるみたいじゃない? 違うかー! そうですよね!
 ブレモンデさんってばさっき会ったばっかりなのに指輪とか渡す!? 変な警戒しちゃうじゃん! 違うかー! そうですよね!
 って、気分爽快意気揚々テンションマックスで上陸して歩き出したはいいんだけど……。
 今度は陸地がぐーらりぐらりと揺れてるみたい。地震か第八霊災かと思ったら、周りの人は平気で歩いてる。ああ、これ、船酔いの続きの陸酔いだ。ぐぬぬ! もっとしっかりして、私!
「おえっぷ」
 やばい吐きそう。


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 エステルの物語 第1部

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