エステル・ユスターシュの航海日誌

FINAL FANTASY XIV Player's Logbook

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第10章 消された灯火

※この物語はあたかも本編準拠のような単なる妄想です。
※ときどきネタバレとか含まれちゃうかも知れません。




 
 
 
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「もしもし……聞こえる? ミンフィリアよ」
 リンクパールから例の声が聞こえる。
「今すぐ砂の家にきてちょうだい」
 だーもー!
 今月で何回目だコラー!
 こっちだって仕事中なんだぞー!
「はいはい! 行きます行きますよ! のばらのばら!」
 ミンフィリアさん、ちょっと人使い荒すぎない!?
 
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 最近、暁の血盟の盟主ミンフィリアさんからの呼び出しが多い。
 っていうのも、蛮族による蛮神召喚が相次いでいるから。
 先週アマルジャ族がイフリートを召喚したかと思えば、今週はコボルド族がタイタンを召喚するとかエオルゼアかなりヤバイ雰囲気。
 大地のエーテルを吸い尽くす蛮神の討伐は急務で、暁が躍起になるのもわかる。
 各国のグランドカンパニーもできることなら大軍送りたいところなわけだけど、蛮神の祝福を受けると普通の人はテンパードっていう信徒にされちゃう。結果、むしろ蛮神を強くすることに繋がっちゃう。
 そこで、私たちの出番。
 暁が集めた異能者にはいろんな人がいるんだけど、そのうちのテンパードにならない人で蛮神討伐隊を編成して事に当たってる。
 私もそのひとり。
 理屈はわかんない。
 異能者の中には、過去が見えたり、別言語なのに意思疎通できたり、ハイデリンと語らうことができたり(この辺はちょっとなに言ってるのかよくわかんないけど)、なんかもうすんごい人がぞろぞろいる。
 しかも、あの人をはじめとして凄腕の冒険者だったりするから超強い。
 だけど、私は別に強いわけでも、ものすんごい能力持ってるわけでもない、名ばかり冒険者の単なる嘱託木っ端役人なわけで。
 ただただテンパードにならないってだけで、ちょいちょい呼び出される!
 今日だって岩神タイタンに殺されかけたわー!
 こんなん続けてたら死ぬ! すぐ死ぬ! 死んじゃうってば!
 なんだアレ! 人が倒せるモンじゃないでしょ!
 いや、あの人たちのおかげで無事に倒したわけだけども!
 暁は私を殺す気かー!
 まったくもー!

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 暁なんか滅んじゃえばいいのに!




























 
 
 
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 数日後、暁が滅んだ。
 ウエストウィンド岬の前哨基地乃至海上基地カステッルム・マリヌムから進発したと思われる帝国軍精鋭部隊がベスパーベイの砂の家を強襲。
 死者行方不明者多数。生存者は潰走、音信不通。
 目撃した住民曰く、帝国軍は街を占領することなく撤収したらしい。数名が捕虜として連れ攫われ、他は皆殺し。
 遺棄された亡骸は聖アダマ・ランダマ教会に埋葬されたんだって。名簿なんてないから確認もできないけど、その中には私の見知った顔もあるはずで。

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 それからどんなに呼びかけても、リンクパールからミンフィリアさんの声は返ってこなかった。

 エステルの物語 第1部

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